
最近は歩きながら音楽を聴く人
嘘か本当かわからないSNSの情報も含めて雑音ばかり。
最近は神経を研ぎ澄ます行動も少なくなり、繊細な心が失われつつあります。
瞑想も心を落ち着かせる方法の一つですが
以前伺った、『静か時間』という話をご紹介します。
私が以前、ある会議に出席した時のことです。
会議のレジュメの一番最後に「静かな時間」と書いてありました。
「えっ!?」と思いました。静かな時間って何だろう?
私は、気になって質問しました。
「この最後の静かな時間というのは何ですか?」すると、
「静かな時間というのは、字の如く静かな時間の事です。」
「???」
仕方なく、その時刻まで待つことにしました。
やがて、すべての議案が終了し、いよいよ静かな時間です。
すると議長が、「では、皆さん。静かな時間です。宜しくお願いします。」・・・・・・・
え、何???
周囲を見ると、目をつむって瞑想している人、
今の議事録を読み返している人、深呼吸している人。
それぞれめいめい違うことをしていますが、
共通していることは誰も声も出さず物音もたてず、まさに静かな時間が流れています。
一分たって「はい、時間です。皆さんお疲れ様でした。」
それぞれは、帰り支度をしています。私は再び質問しました。
「今の静かな時間というのは何ですか?」
すると、意外な答えが返ってきたのです。
「静かな時間というのは、今の会議の様子を静かに心落ち着かせて反芻する時間の事です。
スポーツで言うクールダウンと同じです。
脳は、まさに興奮して充血した状態ですので
これを冷やすことで、よりしっかり記憶でき、誤解なく理解できるということ。
この静かな時間は、もう50年も続いているのですよ。」
へぇー。驚きました。確かに、この喧騒の世の中で、
静かに1分間心落ち着かせて考えるというのは至難の技かもしれません。
この『静かな時間』は、それ以来、私の中で取り入れて、できる限り余韻を楽しむようにしています。



